文化はなんのために。
神奈川の川崎でおきた事件がTVで流れるたびに、顔をそむけてしまいます。
リモコンでTVを消してしまう。
もう、見たくないんです。
あとの人生をどう過ごすのだろう?
人間の魂は、救えるのだろうか・・・?
と、思うことがあります。
少年法がどうこうよりも、考えるべきはあの少年たち。
日本全国にある少年院にいる凶悪犯罪をおかした子供達の心や魂はもうあのまま変わらず生涯終えるのか、と思うと泣けてきます。
何かを美しいと思ったことがあるのか、音楽を聴いて癒されたことないんて無いまま
かもしれませんね。
この子たちは、心が荒みきっていると思います。
もっと言えば、責任は、必要な時期に愛情をかけられなかった母親のせいだと思います。
父親は、人格形成にさほど影響ないと感じます。
やっぱり、母親がダメだと子どもがダメになってしまうんだと思う。子どもをダメにしてしまう功罪は、社会にも大きなダメージを残すと思うんです。だから女の人、もっとしっかりしてって思うんです・・・。
この事件を受けて、「文化」とはいったいなんのためにあるだろうと思います。
「文化」でこの少年たちを救うことは出来ないのか、と思う。
アカデミー賞、オスカー賞・・・いったいなんの意味があるのでしょう。
文化人が文化を評価しあっても、さほどなにか世の中に効果があるのでしょうか。
亡くなってしまった高倉健さんが、少年院に慰問に行ってた話があります。
杉良太郎さんもです。
「文化」が人の心を打つために存在するのであれば、あの少年たちの心を救って欲しいと願います。
更生したとしても、いざ、自分の罪と向き合って生きていくのは至難の道だと思います・・・。